初めての人は、失う辛さを教えてくれた
私の片想いだと思っていた恋は
見事に実り
時がたちそれは
消え
また時がたち
何事もなかったかのように
前と同じ生活に戻り
おたがいにひいていたら
また前のように
消え
実際私は
立っているだけ。
その私にあたってはねかえってを繰り返してるのが
頼輝。
「頼輝は、今の彼女と幸せにすごしてるんだろうな」
涙が頬をつたう
それは頼輝が
とても大切な存在だったんだと
あらためて知らされた時だった。