コイアメ、コイトモ
コイブミ
雨に濡れた身体は、温かみを失って冷たくなっていく。
雨のせいか。
空へと昇ったせいか。
はたまたどちらもなのか。
「奏……」
泣いた彼は背を向けて。
雨のせいか。
空へと昇ったせいか。
はたまたどちらもなのか。
「奏……」
泣いた彼は背を向けて。