コイアメ、コイトモ
コイブミ
雨に濡れた身体は、温かみを失って冷たくなっていく。


雨のせいか。

空へと昇ったせいか。

はたまたどちらもなのか。


「奏……」




泣いた彼は背を向けて。
< 5 / 14 >

この作品をシェア

pagetop