私の彼氏は親友とデキていました
「ばいばいっ」
何時もの別れ道で2人に手を振り歩き出す。
まだ、日は沈んでない。
だけど、ポツンと一番星が出てる。
一際目立っている、一番星。
でも、なんだか可哀想だ。
まるで周りとは離れてしまっているようで。
......少し、自分に似てる。なんて。
私なんかが一番星に似てたら、一番星が可哀想だ。
湿気のせいで髪広がっちゃったな....。
なんて考えながら歩くこと数分。
家に着きただいまも何も言わずに
自分の部屋に行く。
ベットにダイブすれば
「はぁー」
自然と出たため息。