私の彼氏は親友とデキていました






「愛衣.....本当にごめん。
今まで、ずっとごめん」




今までの思いを込めるかのように
俊が謝ってくる




「うん、ちゃんと話して?」



また、話し出す俊。








「愛衣が好きだった気持ちは偽り
なんかじゃないんだ。
本当に好きだったんだ」



好きだった......


過去形になっているその言葉が
ぎゅっと私の胸を締め付ける



相槌すら出来ないほど

........苦しい。



< 143 / 485 >

この作品をシェア

pagetop