私の彼氏は親友とデキていました




「あっ!見たことある顔だと思ったら玲央の彼女さんじゃん〜」


突然肩を叩かれ後ろを向くと
前に会った赤髪君がいた


赤髪君はハイテンションで話しかけてくる




「それにしても可愛いね〜
玲央なんかやめて俺の彼女になりなよ!」





ニカァと笑う赤髪君。


ていうかさっきから何なんだ。

玲央の彼女?

いつ私が上城君の彼女になったんだ







「無理。ていうか私あなたの名前すら知らないし。それに上城君の彼女じゃない」




冷静にそう答えると赤髪君は
ガーンと効果音がつきそうなくらい
絶望的な顔をして言った






「えっ!?俺の名前知らないの?」

「うん」


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