私の彼氏は親友とデキていました


で、話を聞いていくと

上城君は中学の頃からここら辺では
喧嘩が強いことで有名で、

その事を聞いた3年のトップが上城君に喧嘩を売ってその喧嘩に上城君があっさり勝っちゃったんだと。





......上城君って一体.....。





「そ、そうなんだ.....」



凄すぎて言葉がつまり苦笑いになりつつ上城君を見ると


「お前はこっちな」



私の腕を掴み、怪しく笑って
いつか上城君と話した屋上の隅へ連れてかれた




夏が近づいてきたからか何処かで
涼しげな風鈴の音が聞こえる





上城君は私を連れてきたにも関わらず私の腕を離し空を見上げていた





それにつられ私も空を見上げてみる



真っ青な雲ひとつない快晴。



私には似合わない綺麗な綺麗な空
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