私の彼氏は親友とデキていました
そんな空を見上げていたら
上城君がゆっくり口を開いた
「......頑張ったな」
...........っ。
「頑張ったな」
この言葉がすごく胸に響いて
嬉しくて苦しくなった。
上城君が私のしたことを知ってるはずがない。
だからこの「頑張ったな」は何に向けて言っているのかはわからない
.......でも思い出しちゃうんだ。
俊のあの悲しそうな顔を。
美麗のあの苦しそうな顔を。