私の彼氏は親友とデキていました
その言葉を聞いてハッとした。
私はよく知ってる
美麗が優しくて綺麗な心の持ち主だということを。
俊が人の事を考えることのできる
心の持ち主だということを。
何に不安がってたんだろう。
「そうだよね......。
ありがとう上城君。私行ってくる」
「ん」
「あと.....また来ていい?」
「今度は俺が行く。
C組だよな、放課後待ってろ」
その言葉に驚きを隠せない私
私のクラスを覚えていてくれたのもそうだし、来てくれるなんて思ってもみなかったから
「.....うん!待ってる」
嬉しさで胸を埋めながら駆け出した