私の彼氏は親友とデキていました

取り戻した日々





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「はぁー.....っはぁ」



階段を全速力で降りて中庭に行ったけどそこにはもう2人は居なかった。



5時間目始まっちゃってるもんね。



もう教室行っちゃったか.....。




私も戻らないとだけど途中から入るのも気が引ける。




......授業終わるの待ってようか。





近くにあったベンチに腰をかけ
うーん、と伸びをする。

ちょうど温かい日差しが当たって気持ちいい。


青葉から零れる木漏れ日が、綺麗。


瞼が重くなっていくのがわかった。



けど無理に開けようとはせず私は
そのまま目を閉じた。


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