私の彼氏は親友とデキていました


「あ、あのさ......これから私も一緒に帰っていい?」


ワイシャツの裾をぎゅっと握りしめる。


遠慮気味に言い、美麗と俊の顔を見ると。



なぜか、ポカーンとしていた。




「え?何で?」



美麗がさぞ不思議そうに尋ねてくる。





......そっか。


やっぱり駄目だよね。




私は、邪魔だよね。




「ごめ....」


ごめんね、やっぱ1人で帰るね。

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