私の彼氏は親友とデキていました
それを解決すべく上城君に尋ねようとした、その時
「あっ!上城!!」
たまたま廊下を歩いていた私達クラスの担任が上城君を見て驚いたように叫んだ。
叫ばれた当の本人は、頭にクエスチョンマークを浮かばせている。
「お前、今までどこ行ってた!?
授業にも参加しないで!
入学式から1回も参加してないだろ?
そろそろ進級危なくなってくるぞ!
これからは毎日参加する!
わかったか?!」
どこで息継ぎしてるんだろと思う位
早口で一気に喋る先生。
「え、」
あまりの先生の気迫に、さすがの上城君も言葉を詰まらせているようだった。