私の彼氏は親友とデキていました
どんだけ上城君に夢中なの?!
それとも私が影薄いだけ?!
前者であることを願いたい。
「......すいません、座りますね」
なんで自分の席なのに一々報告しなくちゃいけないんだ。
でも声を出したおかげか、女子達が一斉に私の方を向いた。
なんか.......こわっ。
「そこ、そいつの席だからどいてやって。てか、あんたら邪魔」
普通の男子とは違うドスのきいた
上城君の声にビックリした女子達は
上城君から離れて行った。