私の彼氏は親友とデキていました
幸せの日々
しとしとと雨が降り、私の住んでるこの街は本格的に梅雨に入ろうとしていた。
雨が降っているせいか、窓から見える外の景色は、もう朝だというのに薄暗い。
眠くて閉じそうな瞼を必死にあけ、ベットから起き上がる。
.....朝って本当に辛い。体が重い。
お兄ちゃん、まだ寝てるよね?
起こさないようにと、静かに階段を下りて、洗面台に行き、茶色の天然パーマという自分の髪をとかす。
梅雨は嫌い。
湿気で髪が広がるし雨がたくさん降る。
雨の音が蛇口からでる水の音で消されていく。
顔にパシャッと水をかけ、寝癖直しをシュッシュッとかけ私の朝の支度は完了だ。