私の彼氏は親友とデキていました



なんかよくわかんないけど、助かった。




これで座れる。




鞄を横にかけ椅子に座ると同時に
上城君に声をかける。





「おはよ、朝から凄いね」



若干、苦笑い気味で言うと



「ああいうの本当無理」



盛大にため息をついて言う上城君。





その時、ちょうどチャイムが鳴ったため、心の中で「お疲れ様です」とだけ言っておいた。









授業が始まってからも、みんなの注目の的は上城君。



当の本人は、鈍感なのかスヤスヤと
机に伏せて寝ている。


< 200 / 485 >

この作品をシェア

pagetop