私の彼氏は親友とデキていました



でもあの様子だと上城君、お昼まだ食べてないんじゃ.....?






それはさすがに可哀想だと思い
上城君を救助することに。




「上城君!」

少し大きめの声で名前を呼ぶ。




その瞬間、なぜか上城君ではなく
女子達が私の方を一斉に見てきた。



え、と戸惑いつつも


「上城君、先生が呼んでたよ」


と咄嗟に嘘をつく。




上城君は

「ん、すぐ行く」


と行って私の方に来た。



女子達はというと

「えー!上城君行っちゃうのぉ?」
「またお喋りしようね」

なんて口々に言っている。

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