私の彼氏は親友とデキていました
「先生どこにいんの?」
私の方に来た上城君が小声で私に聞く。
「あ、こっち」
とにかくここから離れなくては
と思い、とりあえず教室を出た。
どこに行くかさまよい、廊下を歩きながら上城君に声をかける。
「上城君.......あのね先生が呼んでるって嘘なの。上城君、お昼食べてないんじゃないかなと思って。
.....余計な事してごめんね」
見るからに不機嫌そうな顔してたから勝手に連れ出しちゃったけど
それが迷惑だったら、と思い謝る。
下げてた私の頭にポンっと手が乗る。
その手の主はもちろん上城君。