私の彼氏は親友とデキていました





長かった授業も終わり、昼休み。



香里ちゃんと所に行こうと思い、
鞄の中からお弁当を取り出す。






「えっ、上城君お弁当持ってないの?」



上城君がお弁当を持ってきてないというのだ。




朝も食べてないって言ってたし時間なかったのかな?




「購買行けば何かあるだろ」



お財布を取り出した上城君に慌てて声をかける。




「たぶん、今から購買行っても何もないよ。うちの学校の購買人気だし」




授業が終わったらダッシュで行かないと買えないくらい、うちの学校の購買は人気だ。





「私のあげるよ!
パン持ってるし」




おやつ用にもってたパンを上城君に見せていた時だった。

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