私の彼氏は親友とデキていました



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結局、校内をうろうろしながら数分経過。



そろそろ話も終わっただろうと思い
裏庭に戻ることに。




「あっ、愛衣ちゃん!」



裏庭に戻ると、いち早く私に気づいた香里ちゃんが私の元へ走ってくる。




そんな香里ちゃんの目は少し赤くて
泣いたんだと理解した。




それでも今、こうやって私に笑顔を見せてくれてることが嬉しい。





「あれ?上城君は?」



いるはずの上城君の姿がどこにも見当たらない。



「何か、今日は早退するって言ってたよ?あと、お弁当ありがとうって伝えといてって言っていたよ」

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