私の彼氏は親友とデキていました
本当は、2人で食べてなんかほしくない。
私だって一緒に食べたい。
もっと上城君と居たい。
「邪魔なんかじゃないよ!」
本当に、優しいな香里ちゃんは。
「でも2人の方が距離縮まるでしょ」
「でも......」
「いいから、
私はまた俊と美麗と食べるから」
私が、そう言うと渋々といった感じで、でも少し嬉しそうに
「ありがとう」
と言った香里ちゃん。
..........これでいいんだ。
私が、我慢すればそれで済む話。
気持ちをしまいこんで、消えるのを待てばいい話。