私の彼氏は親友とデキていました
私の家は学校から近いから、自転車では直ぐについてしまう。
.......少しでも玲央と長くいたい。
でも、こんな時どうしたらいいのかわからなくて。
気づけばもう家の前についていた。
玲央から手を離し荷台から降りる。
.......寂しい。
でもこれ以上、玲央を振り回す訳にはいかない。
わがままなんて言っちゃいけない。
寂しい気持ちを押し殺し笑顔で
「送ってくれてありがとう。
.......じゃあ、ばいばい!」
そう言い手を振る。