私の彼氏は親友とデキていました

いつも、三人で学校行って。


授業中も手紙回したり
くだらない話して笑って。

寝ている私を美麗が優しく起こしてくれて、それを見た俊が笑って。


お昼も三人で食べて。

帰りも他愛もない会話しながら
三人で帰って。





あの二人のおかげで
私は毎日楽しかった。幸せだった。

二人からはたくさんのものをもらった。

悪い思い出なんて、ひとつもない。





二人とも思い出がありすぎてどうすればいいのかわからない。




もう、今日は考えるのやめにしよう



私は、瞼をゆっくり閉じた。
< 34 / 485 >

この作品をシェア

pagetop