私の彼氏は親友とデキていました

再び、繋がれる手と手。

伝わる、伝わってくる私と、玲央の体温。


あったかい。



いつも私に笑顔をくれるから、
今度は私が笑顔をあげるばん。



玲央の話を聞いていた時に、
女遊びが酷かった。そう聞いて酷く驚いた。


彼女いたことない、そう言ってたから.......キスとかもまだなのかな、って勝手に思ってた。



でも、きっとキスがまだなのは私だけで。

玲央は他の女の人と色んなことしたんだと思う。




やっぱり、少し傷つく。

もう少し早く玲央に会っていれば。

私が玲央の初めてになりたかった。

キスもハグも、全部全部。


なんて欲が沢山でてくる。



でも、過去のことなんて一々気にしても何も変わらない。

大事なのは過去じゃなくて今。

そして、今からつくる未来。




玲央と共に描いていく未来。


どんな風かなんて想像はつかないけれど。


きっと、楽しくて、明るい未来。



私は、その未来をつくりだす為に
今を歩んでいくんだ。

< 427 / 485 >

この作品をシェア

pagetop