私の彼氏は親友とデキていました

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side玲央


........参った。マジで参った。

なんだよ、あれ。


父さんと母さんのことについて話し合って、誤って感謝の言葉も言った。

父さんとちゃんと話せた。


そう、そこまでは順調だった。


なのに、電話を終えて部屋に戻ってみたら。

愛衣が、いた。

しかも、タオルを巻きつけただけの
ほぼ裸状態で。


風呂上がりだからか、頬も蒸気していてピンクに染まっていて。

おまけに潤んだ目。



あそこで耐えた俺を褒めて欲しい。


ーーーーでも俺のTシャツを貸したのは間違いだった。


愛衣が着ると、ぶかぶかでスボンを渡さなかったから当然下は履いてなくて。

ワンピースみたいになっていた。


あれはあれで、ヤバイ。



ーーーー今日、我慢できっかな。
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