私の彼氏は親友とデキていました

風呂から上がり、また部屋に戻る。

平然とした態度で接するんだ。


なんて心に言い聞かせながら扉を開ける。



ーーーーおいおい、嘘だろ。



愛衣、お前は俺を半殺しにするつもりか?



愛衣が俺のベットで寝ている。

さぞ気持ち良さそうに。


それに、服が際どいことになっている。




ベットの近くまで行き、愛衣に布団をかける。


「.......本当、可愛いーやつ」


そーいえば付き合ってから1度もキスしたことねぇな。


愛衣、初めてなんだろうな。


てか、初めてじゃなかったら許さねー。


「お前が、勝手に寝るから悪い」




そっと愛衣に向かって言い、頬にキスをする。



......口は起きた時のお楽しみ、な。

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