私の彼氏は親友とデキていました

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side愛衣
...........。


ここ、お花畑?

何かに包まれているような気がする。

なんだか凄くいい香りがする。


ーーーー幸せ。


ここは、どこなんだろう。

お花畑?天国?妖精の国?


ーーーいったい、どこなんだろう。


でも凄くいい気持ち。

ずっとここに居たい.....。



「........んっ」

あれ、だんだんお花畑が遠ざかって行く。

ーーーープツン。

まるでカットが入ったかのように
真っ暗になる目の前。


そして、目が閉じているんだと気づく。


あぁ、あれは夢だったのか。


瞼を開けよう、そう思いゆっくりと瞼を開く。



.........何かに包まれていたと思ったのは。

........凄くいい香りがすると思ったのは。


夢じゃなかった。



「....なっ、、」



瞼を開けると、そこには目を閉じて寝ている玲央が。

しかも、私を抱きしめながら。


ちょっ、なんで!?


ていうか私寝ちゃってたの?



時計を見ると朝の6時。

嘘っ、私あれからずっと寝てたの?
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