私の彼氏は親友とデキていました


......っえっ!?

思いっきり怜央を突き飛ばす。

私に突き飛ばされた怜央は、よろよろと後ろに下がる。


そんな怜央に謝ろうとしたけれど、その前に!




「......あ、い」



怜央ではない男の人の声が、私を呼ぶ。



「....お、お兄ちゃん」



私が怜央の後ろにいるお兄ちゃんを呼ぶ。




......あぁ、マズイ。

非常にマズイ。本当に本当にマズイ。


怜央とキスしてるところを見られてしまった。


あぁ、おわった。

< 467 / 485 >

この作品をシェア

pagetop