私の彼氏は親友とデキていました
......っえっ!?
思いっきり怜央を突き飛ばす。
私に突き飛ばされた怜央は、よろよろと後ろに下がる。
そんな怜央に謝ろうとしたけれど、その前に!
「......あ、い」
怜央ではない男の人の声が、私を呼ぶ。
「....お、お兄ちゃん」
私が怜央の後ろにいるお兄ちゃんを呼ぶ。
......あぁ、マズイ。
非常にマズイ。本当に本当にマズイ。
怜央とキスしてるところを見られてしまった。
あぁ、おわった。