孤独な姫は最強Girl

真は気づいてたんだ。



彩「お察しの通り。私が…彩羽。」


そういいながらフードをとった。



あらわになる銀色の髪。




凌「彩羽。すまない。俺はお前の話をひとつも聞かないで決めつけて…」



彩「いいよ、慣れてるから。」



慣れてるから。その言葉にみんなの眉がピクリと動く。




四「君の抱えてるものを教えてくれるかな。」



抱えてるものねぇ。



彩「ぜんぜんおもしろくないけど。」



唯「それでいいよ。」




仕方ないなぁ。



私は一息つくと話を始めた。




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