狼女子×リス男子
席は…あっ!ラッキー☆
窓側の後ろらへんじゃん!今日はついてるー♪♪

ぁーぁ。でも3人とは離れちゃったな。ざんねーん!ってか3人固まってんじゃん!ずるーい。私だけー?悲しいよ!

とりあえず前の席に座ってる女の子に声をかけてみた。

「ねーねー。私、山川 杏奈っていうんだ☆よろしくね?」

「ぁー!あんためっちゃ美人だよねぇ!いーなー。あっ。ちなみに私は佐藤 梨々香 よろしく!」

はぁ。何を言ってるんだか…目おかしいんじゃない?私が美人?ありえなさすぎて笑えるw何かの間違いよね。あっ。お世辞か!なーんだ。よかった!

「私、美人じゃないからね?あと、杏奈って呼んでねー。」

「おっけー!よろしく。杏奈!私のことも梨々香でいいから」

「ぅん!梨々香ー!よろしく☆」

でも私たちの席以外まだいないんですけど。入学初日から欠席?それとも遅刻?嫌だなー。悪い人達だったら…。

「ねーねっ。杏奈?うちらめっちゃ運よくなーい?」

「ん?なんでー?」

「だってさー!あの桜木中学のイケメントリオが席近いんだよー?隣だし!最高じゃん?」

そーかな。別にイケメンとか興味ないしそりゃちょーブスとかだったら嫌だけどさ。そんなイケメン君たちが隣とかって…なんかめんどそう。

「えっー?杏奈。反応薄くない?普通もっと喜ぶでしょ⁉︎」

「いや、別に?だってそんな興味ないしー。確かに顔はみてみたいけど、そんな喜ぶほどでもないっしょ?」

「へぇー。杏奈って変わってるねw」

あはっ。そー?笑 まー。よく言われるけどね?爆笑

ってかその人たちまだ来ないのかなー?
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop