愛しい君へ



「えぇ。ちゃんと見つけられたわ。あなたのおかげでね。」


と彼女は綺麗な黒髪を揺らしながら笑った。





陽が上る頃、


「そろそろ戻った方がいいんじゃないか? 脱走したのかと思われるよw」


「そうね(笑) またくるわ。」



彼女は彼女の部屋へ戻っていった。





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