僕は君に二度恋をする
そして、今日もまた通常の時間に
一人登校すると席について読書をしていた。

根暗だと思われる僕でも、
小説を読むという行為には心が弾むものがある。

小説というのは所謂(いわゆる)現実ではありえない世界を
実現させてくれる魔法のようなものなのだと思っている。




そう、小説を読んでいるときは
僕にとっては至福の時なのだ。

だから、こんな時に大きな声で読書の邪魔をされると
いささか不愉快な気持ちにだってなる。(もちろん、誰にも気づかれないのだろうけど。)
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