冬美の初恋
「サッカー観戦?」
「うん♪」
次の日。
ご機嫌でマナミと万里に報告した。
「なに着てこうかな~」
今週末は私がバイトだから、来週末に行く事にした。
……お兄ちゃんに、言っといた方がいいかな。
その日の晩ご飯の時に、報告しておいた。
「来週の日曜日、サッカー観戦行くから晩ご飯、食べてくるね」
「……わかった」
お兄ちゃんは漬け物をポリポリかじりながら答えた。
「………和久と?」
「あ、うん」
意外にもお兄ちゃんの方から聞いてきたので、少しぎこちなく答えた。
「どこの応援?」
「浦和ブルース」
「……そういや、アイツ好きって言ってたな」
お兄ちゃんは独り言のように呟いた。
きっと、いきなり自分に内緒で会ったりしてたから寂しい気持ちにさせたんだろうな。
「ごめんね」
なんか謝りたくなった。
「ん?」
「隠し事してて」
「ああ……別に」
時間はかかるかもしれないけど、きっとわかってくれるよね。
お兄ちゃんからも、雨くんの情報聞きたいし。
「うん♪」
次の日。
ご機嫌でマナミと万里に報告した。
「なに着てこうかな~」
今週末は私がバイトだから、来週末に行く事にした。
……お兄ちゃんに、言っといた方がいいかな。
その日の晩ご飯の時に、報告しておいた。
「来週の日曜日、サッカー観戦行くから晩ご飯、食べてくるね」
「……わかった」
お兄ちゃんは漬け物をポリポリかじりながら答えた。
「………和久と?」
「あ、うん」
意外にもお兄ちゃんの方から聞いてきたので、少しぎこちなく答えた。
「どこの応援?」
「浦和ブルース」
「……そういや、アイツ好きって言ってたな」
お兄ちゃんは独り言のように呟いた。
きっと、いきなり自分に内緒で会ったりしてたから寂しい気持ちにさせたんだろうな。
「ごめんね」
なんか謝りたくなった。
「ん?」
「隠し事してて」
「ああ……別に」
時間はかかるかもしれないけど、きっとわかってくれるよね。
お兄ちゃんからも、雨くんの情報聞きたいし。