追憶の旋律
私は、それがよくわからないんです。

女の子のお友達に聞いてみても、答えはいつも同じ。

『人それぞれ』

それでも、いいのでしょうか…?

里玖は、私に不満を持っていないでしょうか…??

で、デートなんかも、1度もしたことなくて…里玖は、消極的すぎる私に嫌悪感を抱いていないでしょうか…。

人それぞれって、簡単に見えて難しいですね…。


「ちーさーーっ!!!
早くしろよっ」


「あ、ごめんなさいっ!!
今行きます!!」


私は、急いで里玖たちの元へと走って行きました。

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