愛されオーラに包まれて
振り返ると、そこにいたのは玲奈さんの同期で販売ニ部の桐生泰河(キリュウタイガ)さんだった。
「桐生さん」
研修で同じ班になって以来、会う度に声を掛けてくれたり、数人で飲みに行ったりしている。
『お前、料理書の担当だろ?俺、料理ムックの担当だから、何かと関わりあると思うのでよろしくな』
「はい、よろしくお願いします」
『お前も、局長ファンクラブのメンバーか?多分、局長は彼女いると思うんだけどなぁ』
「何で分かるんですか?」
『勘?だけどね。でも、彼女がいてこそのあの色気なような気がするよ。あとこれ、よろしく。じゃぁな』
桐生さんが各々の机に紙を配っている。
【新入社員歓迎会開催のお知らせ】
うーん、歓迎会は嬉しいけど、桐生さんの勘、外れていることを願います。
玲奈さんが戻ってきてからは、仕事のことを色々教わった。
「桐生さん」
研修で同じ班になって以来、会う度に声を掛けてくれたり、数人で飲みに行ったりしている。
『お前、料理書の担当だろ?俺、料理ムックの担当だから、何かと関わりあると思うのでよろしくな』
「はい、よろしくお願いします」
『お前も、局長ファンクラブのメンバーか?多分、局長は彼女いると思うんだけどなぁ』
「何で分かるんですか?」
『勘?だけどね。でも、彼女がいてこそのあの色気なような気がするよ。あとこれ、よろしく。じゃぁな』
桐生さんが各々の机に紙を配っている。
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うーん、歓迎会は嬉しいけど、桐生さんの勘、外れていることを願います。
玲奈さんが戻ってきてからは、仕事のことを色々教わった。