愛されオーラに包まれて
○同期との和解~side TAIGA~
店に着くと、予定の午後7時の5分前だったけど、越後が既に待っていた。
少し、痩せたかな?
俺は気合いを入れて越後に近付いた。
『お疲れ様です』
越後は立ち上がって俺を出迎えてくれた。
「お疲れ。早かったな」
『私は、時間が十分ありますから』
越後はあれから、中途採用者と一緒に研修に励んでいるそうだ。
『もうすぐ、2回目の書店実習なんです。まさか2回やるとは思わなかったですけど』
と、越後は笑った。
「書店の実習は、凄く勉強になると思う。頑張れよ」
『ありがとうございます』
『あれ、ちょっと遅れたかな?いや、ちょうどいいな。お疲れ』
と、後ろから声がしたので振り向くと、分かってはいたけど花村の声だった。
…しかも遥香と一緒。
『わかば堂の本店で一緒になったんです』
と、敬語な遥香。
花村もいるし、仕方ないか。
それにしても、ふたり一緒だなんて、仕事とは言え、腹が立つ。
俺ってヤキモチ焼きだったんだな。
そんな自分に気付いた一瞬だった。
少し、痩せたかな?
俺は気合いを入れて越後に近付いた。
『お疲れ様です』
越後は立ち上がって俺を出迎えてくれた。
「お疲れ。早かったな」
『私は、時間が十分ありますから』
越後はあれから、中途採用者と一緒に研修に励んでいるそうだ。
『もうすぐ、2回目の書店実習なんです。まさか2回やるとは思わなかったですけど』
と、越後は笑った。
「書店の実習は、凄く勉強になると思う。頑張れよ」
『ありがとうございます』
『あれ、ちょっと遅れたかな?いや、ちょうどいいな。お疲れ』
と、後ろから声がしたので振り向くと、分かってはいたけど花村の声だった。
…しかも遥香と一緒。
『わかば堂の本店で一緒になったんです』
と、敬語な遥香。
花村もいるし、仕方ないか。
それにしても、ふたり一緒だなんて、仕事とは言え、腹が立つ。
俺ってヤキモチ焼きだったんだな。
そんな自分に気付いた一瞬だった。