愛されオーラに包まれて
「一日早いけど、24回目の誕生日、おめでとうございます」
小さな包み。
『開けてもいい?』
泰河が包みを開ける。
私があげたのはネクタイピン。でもちょっとだけオーダーメイド。
表に軽く刻印。
"H to T"
ネクタイピンは裏側だともちろんピンなので挟む金具があり、彫る場所がないから、ムリヤリ表に彫ってもらった。
『ありがとう。俺、ネクタイピン使ったことなかったけど、確かにネクタイが外したくても外せないけど邪魔だと感じることはあったから、嬉しいよ』
"今、ここでつけられないのが残念だけど"と言いつつ、再び箱にしまって持っていたショルダーポーチの中に入れると、代わりに別のアイテムを出してきた。
『これ、俺からのプレゼント』
「え?私の誕生日はまだ1週間先だよ」
『でも、今あげたいの。その代わり、遥香の誕生日には、俺自身をまるごとプレゼントするから』
俺自身?それはそれで、昨夜のような凄いことになりそうだけど・・・それはそれで私も嫌いじゃないから、ね。
プレゼントを開けると、指輪が入っていた。
シルバーの、二つのリングがまるで交差したようなデザインのもの。
小さな包み。
『開けてもいい?』
泰河が包みを開ける。
私があげたのはネクタイピン。でもちょっとだけオーダーメイド。
表に軽く刻印。
"H to T"
ネクタイピンは裏側だともちろんピンなので挟む金具があり、彫る場所がないから、ムリヤリ表に彫ってもらった。
『ありがとう。俺、ネクタイピン使ったことなかったけど、確かにネクタイが外したくても外せないけど邪魔だと感じることはあったから、嬉しいよ』
"今、ここでつけられないのが残念だけど"と言いつつ、再び箱にしまって持っていたショルダーポーチの中に入れると、代わりに別のアイテムを出してきた。
『これ、俺からのプレゼント』
「え?私の誕生日はまだ1週間先だよ」
『でも、今あげたいの。その代わり、遥香の誕生日には、俺自身をまるごとプレゼントするから』
俺自身?それはそれで、昨夜のような凄いことになりそうだけど・・・それはそれで私も嫌いじゃないから、ね。
プレゼントを開けると、指輪が入っていた。
シルバーの、二つのリングがまるで交差したようなデザインのもの。