愛されオーラに包まれて
◎泰河のヤキモチ~side HARUKA~
あれから、由依ともすっかり打ち解け、メールはするわ、ナイターでテニスに行くなど、今までは何だったんだろうという関係になった。
全ては局長のおかげ。
それにしても、局長は何者だろう??
泰河はそんな局長を"よろず屋""人生相談室"とか言っちゃってるし。
由依には、口外しないようお願いしつつ、泰河との関係を打ち明けた。
『じゃ、みんなで群馬に行ったのは、本当なら貴重な2人のラブラブの時間だったんだね。返ってごめんね』
と謝られた。
瞬く間に4月となり、私は入社2年目に突入した。
うちの会社の新入社員は研修を経て6月に配属される。
そんな中、わかば堂書店本店で、3月に既に発売になっていたパーティー向けおもてなしレシピ本の著者である寺尾リエさんという方のトークショーが開催されることになり、その打ち合わせにわかば堂書店に出向いた。
出迎えたのはもちろん由依。
花村さんと一緒に会議室に入った私達。
何分私は初めてのイベント。
花村さんや由依は慣れっこ。
レベルは雲泥の差だった。
私はただ、聞いているだけだった。
全ては局長のおかげ。
それにしても、局長は何者だろう??
泰河はそんな局長を"よろず屋""人生相談室"とか言っちゃってるし。
由依には、口外しないようお願いしつつ、泰河との関係を打ち明けた。
『じゃ、みんなで群馬に行ったのは、本当なら貴重な2人のラブラブの時間だったんだね。返ってごめんね』
と謝られた。
瞬く間に4月となり、私は入社2年目に突入した。
うちの会社の新入社員は研修を経て6月に配属される。
そんな中、わかば堂書店本店で、3月に既に発売になっていたパーティー向けおもてなしレシピ本の著者である寺尾リエさんという方のトークショーが開催されることになり、その打ち合わせにわかば堂書店に出向いた。
出迎えたのはもちろん由依。
花村さんと一緒に会議室に入った私達。
何分私は初めてのイベント。
花村さんや由依は慣れっこ。
レベルは雲泥の差だった。
私はただ、聞いているだけだった。