愛されオーラに包まれて
「あの、俺たちは、見てはいけないものを見てしまったと言うことでしょうか?」
『このショッピングモールなら、誰とも遭遇しないと思っていたんだけど、世間はやっぱり狭いな』
『おねえちゃん、おにいちゃん、マリといっしょにケーキたべよ』
『うん、いいよ。マリちゃんはどんなケーキが好き?』
遥香がマリちゃんの相手をしている間、
「局長は、ご結婚されているっていうことでしょうか」
『まぁね。ちゃんとマリにはママがいるよ。そのママと結婚しているわけだから、そうだろうね』
局長は、何を当たり前のことを言っているんだ。
遥香が適当にケーキを頼んでくれた。
『ねぇ、マリちゃんは、何歳?』
『4さい!』
指を4本出して知らせてくれるマリちゃん。
うわぁ、パパそっくりだ。
目の色だけが、違うかな。
局長は漆黒。
マリちゃんは茶色。
それ以外は、本当にそっくりな親子。
「でも、局長のお年なら、このくらいのお子さんがいてもおかしくはないですよね。でも何で隠しているのですか?」
そこが疑問。
別に隠す必要なんてないじゃないか。
成瀬川家の御曹司であるせいなのか?
『このショッピングモールなら、誰とも遭遇しないと思っていたんだけど、世間はやっぱり狭いな』
『おねえちゃん、おにいちゃん、マリといっしょにケーキたべよ』
『うん、いいよ。マリちゃんはどんなケーキが好き?』
遥香がマリちゃんの相手をしている間、
「局長は、ご結婚されているっていうことでしょうか」
『まぁね。ちゃんとマリにはママがいるよ。そのママと結婚しているわけだから、そうだろうね』
局長は、何を当たり前のことを言っているんだ。
遥香が適当にケーキを頼んでくれた。
『ねぇ、マリちゃんは、何歳?』
『4さい!』
指を4本出して知らせてくれるマリちゃん。
うわぁ、パパそっくりだ。
目の色だけが、違うかな。
局長は漆黒。
マリちゃんは茶色。
それ以外は、本当にそっくりな親子。
「でも、局長のお年なら、このくらいのお子さんがいてもおかしくはないですよね。でも何で隠しているのですか?」
そこが疑問。
別に隠す必要なんてないじゃないか。
成瀬川家の御曹司であるせいなのか?