愛されオーラに包まれて
『ま、いろいろあってね。今日は妻が午後から用事があって出掛けて、マリがパパと遊びたいって言うからここに来たんだけど・・・遠出したつもりが、お前たちもいるもんなんだな』
程なく、チーズケーキとショートケーキ2つとガトーショコラが到着。
『マリ、おねえちゃんとショートケーキ食べるもん』
『いいよマリ。おねえちゃんと一緒に食べなさい。食べられなかったら、ちゃんと言うんだぞ』
『はぁい』
喜んでケーキを頬張るマリちゃん。
遥香を見ると、同じように喜んでケーキを頬張っている。
お前は4歳児と一緒かよ。
でもそんな遥香が可愛くて、顔がほころんでしまったらしい。
『お前、よっぽど高松が好きなんだな』
「え?」
『高松を見るお前の顔、いい顔だよ。なかなか真似できないし、そんな顔を出来る女性になかなか出会えるものではないから、お前はラッキーだ』
「局長こそ、奥さんに対してどう思われているのですか?」
局長は"フフ"と鼻で笑った。
『お前に負けない、俺は妻しか見えないダメな男だから。俺に甲斐性がなくて既婚者であることを秘密にしなければならないんだ』
程なく、チーズケーキとショートケーキ2つとガトーショコラが到着。
『マリ、おねえちゃんとショートケーキ食べるもん』
『いいよマリ。おねえちゃんと一緒に食べなさい。食べられなかったら、ちゃんと言うんだぞ』
『はぁい』
喜んでケーキを頬張るマリちゃん。
遥香を見ると、同じように喜んでケーキを頬張っている。
お前は4歳児と一緒かよ。
でもそんな遥香が可愛くて、顔がほころんでしまったらしい。
『お前、よっぽど高松が好きなんだな』
「え?」
『高松を見るお前の顔、いい顔だよ。なかなか真似できないし、そんな顔を出来る女性になかなか出会えるものではないから、お前はラッキーだ』
「局長こそ、奥さんに対してどう思われているのですか?」
局長は"フフ"と鼻で笑った。
『お前に負けない、俺は妻しか見えないダメな男だから。俺に甲斐性がなくて既婚者であることを秘密にしなければならないんだ』