愛されオーラに包まれて
『今日から営業局の一員として働いてもらうわけだが、各部の細かい業務分担については各部長から説明を受けてくれ。みんなが早く戦力になれるよう、部長をはじめ諸先輩方の指導をしっかり受けるように』
"はい"
4人は揃って返事をした。
『申し訳ないが次の仕事があるので僕はこれで失礼する』
と、局長は会議室を出て行った。
もっといて欲しかったなぁ。
ガッカリしていた私に、背後から声がした。
『高松さん』
「は、はい」
いかにも優男。"いい人"と顔に書いてある歳は…35くらい?
『販売六部部長の日下誠(クサカマコト)です。よろしくお願いします』
あ、私の直属の上司!
「あ、はい。高松遥香です。よろしくお願いします」
『じゃあ、あそこのブースに座ってもらえる?』
部長が指差したのは、この会議室の隣にある営業局フロアの入口脇にある小さな打ち合わせスペース。
部長と私でそこに行くと、そこには3人が既に座っていた。
男性2人、女性1人。
『では、これから販売六部の打ち合わせを始めます。まずは自己紹介から。高松さん』
あ、私?
立った方がいいよね。
"はい"
4人は揃って返事をした。
『申し訳ないが次の仕事があるので僕はこれで失礼する』
と、局長は会議室を出て行った。
もっといて欲しかったなぁ。
ガッカリしていた私に、背後から声がした。
『高松さん』
「は、はい」
いかにも優男。"いい人"と顔に書いてある歳は…35くらい?
『販売六部部長の日下誠(クサカマコト)です。よろしくお願いします』
あ、私の直属の上司!
「あ、はい。高松遥香です。よろしくお願いします」
『じゃあ、あそこのブースに座ってもらえる?』
部長が指差したのは、この会議室の隣にある営業局フロアの入口脇にある小さな打ち合わせスペース。
部長と私でそこに行くと、そこには3人が既に座っていた。
男性2人、女性1人。
『では、これから販売六部の打ち合わせを始めます。まずは自己紹介から。高松さん』
あ、私?
立った方がいいよね。