愛されオーラに包まれて
『まぁ、これも全部アイツのせいでしょ?玲奈ちゃんは悪くないよ。でもせっかく来たんだから積もる話でもしたらいいよ』
「アイツって、誰ですか?」
『じゃぁ、今日のお楽しみ会の特典といたしまして、ひとつ教えてあげる』
と、玲奈さんは椅子に座りながら言う。
『アイツって言うのは私の"カレ"です。マサさんはカレの友達でさ、今日、女の子と飲みに行くんだ、って話したら、ここにしろって強く言うんだもん』
玲奈さん、やっぱり彼氏持ちだったんだね。
まぁ、世間は放っておかないだろう、こんな美女。
『こいつの彼氏はチョーヤキモチ焼きでさ、普通の居酒屋で女の子同士で行ったら絶対ナンパされるからって言う理由みたいよ』
木村さんはニコニコしながら話すも、手は休めない。
それにしても、玲奈さんのカレって、どんな人なんだろ?
凄く知りたい。
"お酒少し飲む?"と玲奈さんに言われたので、ふたりで白ワインのハーフボトルを注文した。
"かんぱーい"
『で、遥香ちゃんピーンチ事件は、歓迎会でのことなんでしょ?どうしちゃったのよ』
玲奈さんは真っ直ぐ私を見る。
そんな、大きくてキラキラした目で見ないでください、と思う。
「アイツって、誰ですか?」
『じゃぁ、今日のお楽しみ会の特典といたしまして、ひとつ教えてあげる』
と、玲奈さんは椅子に座りながら言う。
『アイツって言うのは私の"カレ"です。マサさんはカレの友達でさ、今日、女の子と飲みに行くんだ、って話したら、ここにしろって強く言うんだもん』
玲奈さん、やっぱり彼氏持ちだったんだね。
まぁ、世間は放っておかないだろう、こんな美女。
『こいつの彼氏はチョーヤキモチ焼きでさ、普通の居酒屋で女の子同士で行ったら絶対ナンパされるからって言う理由みたいよ』
木村さんはニコニコしながら話すも、手は休めない。
それにしても、玲奈さんのカレって、どんな人なんだろ?
凄く知りたい。
"お酒少し飲む?"と玲奈さんに言われたので、ふたりで白ワインのハーフボトルを注文した。
"かんぱーい"
『で、遥香ちゃんピーンチ事件は、歓迎会でのことなんでしょ?どうしちゃったのよ』
玲奈さんは真っ直ぐ私を見る。
そんな、大きくてキラキラした目で見ないでください、と思う。