C校舎の城ヶ崎くん
桃ちゃんの恋バナなんて初めてだ。
でもちょっと複雑な気持ち。
桃ちゃんと初めての恋バナはもっと楽しくて、話が弾むようなものだと勝手に思ってたから。
だから、桃ちゃんが泣いている恋バナは複雑だ。
今は笑顔に戻ったけど、ちょっぴり悲しそう。
でも、桃ちゃんの相談には全力でのるよ!!
「千代はさ、太郎のこと好き?」
「はえ!?」
「だって千代放課後は城ヶ崎グループのところに行ってるんでしょ?太郎のこと好きになるのもありえなくはないし…」
「え、え?」
「昨日久しぶりに太郎と会ったから、色んな感情が爆発しちゃって…。それに千代と太郎が知り合いだっていうことにも嫉妬しちゃってさ」
嫉妬。
それは、私にとってあまり縁のないものかもしれない。
女の子相手に嫉妬の感情が芽生えたことは多少あった。桃ちゃんの親友は私なのに、とか。
でも男の子が絡むとイマイチ。
でもちょっと複雑な気持ち。
桃ちゃんと初めての恋バナはもっと楽しくて、話が弾むようなものだと勝手に思ってたから。
だから、桃ちゃんが泣いている恋バナは複雑だ。
今は笑顔に戻ったけど、ちょっぴり悲しそう。
でも、桃ちゃんの相談には全力でのるよ!!
「千代はさ、太郎のこと好き?」
「はえ!?」
「だって千代放課後は城ヶ崎グループのところに行ってるんでしょ?太郎のこと好きになるのもありえなくはないし…」
「え、え?」
「昨日久しぶりに太郎と会ったから、色んな感情が爆発しちゃって…。それに千代と太郎が知り合いだっていうことにも嫉妬しちゃってさ」
嫉妬。
それは、私にとってあまり縁のないものかもしれない。
女の子相手に嫉妬の感情が芽生えたことは多少あった。桃ちゃんの親友は私なのに、とか。
でも男の子が絡むとイマイチ。