C校舎の城ヶ崎くん
「龍は、お前なんかと一緒にいていいやつじゃないんだよ!」

「なにそれっ」

「お前龍になにしたんだよ!」

「は、はい!?」




な、なんかいつも以上につっかかるけど。




「龍見てたら分かんだよ!!何年の付き合いだと思ってやがんだ!」




初めて見る、ユッペの辛そうな顔。
歪んだ顔をして叫ぶユッペに、私はゴクリと息を呑んだ。


なんて言えばいいのか分からない。


私がこんな風にさせているとのかと思うと、胸が痛んだ。



そんなに嫌われてるのか。
私はそんなに駄目な女なのか。



だんだんと眉が下がる。





「なんでお前なんだ!俺はもっと...............もっと.......こう…...もっと....」





ギリッと悔しそうに唇を噛むユッペの肩に、まっつんは手を置いた。


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