C校舎の城ヶ崎くん
それにしても、神田さんが私なんかの名前を知っていてくれてるとは思わなかった。




「京子でいいよ!七宮さんは帰り?」

「わ、私も千代でいいよ!帰りというか…まあ、知り合いのとこへ行くというか」





知り合い、でいいんだよね。
友達は言い過ぎだもん。


あんまりでしゃばったことはしたくない。





「じゃあ千代で」






ふふっと笑った京子ちゃんは、女の私から見ても魅力的だ。


とても可愛いくて将来はすんごい美人になりそうだ。


その綺麗な笑顔が最高です。



< 52 / 187 >

この作品をシェア

pagetop