サッカーバカに恋をした
楓side
あーーーイライラするわ!
やっぱイライラしたときは屋上だよねー
まぁとりあえず明日は勝つか~
負けのまの字も見当たらないしね
あいつらには3年間女子1人に3人がかりで挑んで負けたっていうレッテルをはられて過ごしてもらうしかないわね
自業自得としか言えないww
ガチャ
楓『!?』
突然ドアがあく音がしたので振り返ってみると
太『あれ?紅葉じゃんお前もここくるんだ』
夏目先輩が少しびっくりした様子でこっちを見ていた
楓『あっ!こ、こんにちは!すいませんすぐ行きますんで!』
わたしがあわてて出ていこうとするとぐいっと腕を捕まれた
楓『先輩?』
太『いいよ別にそんな慌てなくて
お前のが先来てたんだし』
夏目先輩はいつもの笑顔とは違って少し真剣な顔をしてそう言った