私の誠は…
「その言葉が聞きたかった。よし、紫音ちゃんの入隊を許可する。ただし、男装はすること。」
近藤は優しく笑って言った。
「ありがとうございます。」
「ちょっと待て。」
紫音が頭を下げたとき、土方が割ってはいった。
「近藤さん。本当にいいのかよ?こいつは敵だ。何するか分かんねぇんだぞ」
「僕も反対です。相手は忍び、いつ逃げてもおかしくない。」
「そんなに心配なら沖田さんが私を見張ればいい。」
「ああ、それがいいな。よし、てめぇは総司と相部屋、ついでに一番隊だ。」
「了解。」