私の誠は…
「うーん、物騒だなぁ。」
巡察中の一番隊組長、沖田総司は自分の部下に話しかける。
「そうっすね…沖田先生も気を付けてください!」
「ハハッ君、土方さんと同じことを言ってる。」
「えぇ!?」
特に何もなく、屯所に戻ろうとした総司の目に甘味処が映る。
「あ、僕ちょっと寄っていくから先にもどっていて。」
「え、あちょっと!!」
隊士は慌て追うもそこに甘味処も総司の姿もなく、ただ普通の路地であった。
「…き、えた?」