私の誠は…

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「お団子くださーい」

暖簾をあげて中に入ると、看板娘と思われる少女が出迎えた。

「お待ちしておりました。新撰組一番隊組長、沖田総司様。」

「え!?」

怪しい!!


そう思って刀に手をかけるも首に衝撃がくる。


「うっ…な、んで…」

薄れゆく意識の中、総司の目に映ったのは、先程の少女……

ではなくニヤリと笑った女性だった。そして、その手には何故か愛刀がにぎられていた。


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