私の誠は…
「一緒に寝ましょうよ」
「は?!」
総司はこれを頭で理解するのに数秒かかった。
その間にも、紫音は布団の半分を捲って総司が入れるようにした。
「明日早いんでしょ?早く寝ないと。」
すっかり女口調が馴染んでしまった紫音を総司は女として意識してしまう。
「…//」
どうしても紫音の首筋や胸に目がいってしまうのだ。
「…しょうがないな。布団だしてやる…あー面倒だなぁー」
「ス、スミマセン…」
総司が苦笑いで謝ると、紫音は妖しく微笑んだ。
「じゃあ、沖田さんも敬語なしってことで。…ほぃっ!」
「うわっ!!」
瞬く間に布団が現れた。
…ご丁寧に総司の頭のうえに。
「紫、音さん…」
総司が布団をどかしてユラリと立ち上がる。