タイトル


「神影くんいますかぁ?」


ノックもなし、
失礼しますの言葉もなしで入った。


どうせ、
神影くんはいない気がしてたし。


理科室にいる先生たちは
あまり生徒に興味なさそうだし。



とにかく
理科室をあとにした。







「…理科室に手伝いしに来たということは、
理科準備室にいるのかな?」




すぐ隣の部屋の準備室の灰色の鉄の…
ドアを開ける。

そろ~と開けた。



この学校で一番歳上の
よぼよぼおじちゃん先生が座ってお茶を飲んでいた。






「おや?」

「あのう~、
神影くんどこに行ったか知りませんか?」



ぶりっ子は
いったん休憩。




「たしかなぁ、
井上先生のところに行く言よったわぁ。」



ピシャッとドアを閉めて、
走った。





…井上先生は

基本、体育倉庫にいる。



私は
体育館へ走った。
< 129 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop