タイトル


やはり、
ゆかはそーゆー奴なんだ。


開いた傘から落ちた紙。


そこに写る字は
ゆかの"それ"を写していた。














『またね、』













これは表に、











『次会えたら、友達になって下さい』












俺はユルカにそれを
見せた。



『違ったらしいね。』








ユルカは
走って消えた。





ゆかでも追いかけたのだろう。





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